小名浜環境芸術祭「シーボーンアート展」


東北地方大震災にもめげず恒例の小名浜国際環境芸術祭が今年も無事開催しました!
アクアマリンふくしま館内・大水槽横あたりに「シーボーンアート展」もスタート!!
2011年9月18日~11月13日まで、訪れた人の心をいやしてくれるそんな空間を提供しています! 


福島県いわき市小名浜にあります環境水族館「アクアマリンふくしま」にて、開催されている「小名浜国際環境芸術祭」の一環として『シーボーンアート展』が始まりました!

今年は大水槽の脇の暗転した場所で、素敵な輝き「希望の光」として数々のシーボーンアートを展示しています。

今回のアート作品の中でも、一番目を引くのが、「希望君」です。

3月11日東日本大震災の影響を受けて、アクアマリンふくしまにいた海獣類は、県外の施設に避難しました。その先で妊娠中だったアザラシの「クララちゃん」が男の子を出産!7月15日のアクアマリン再オープンには、元気に水槽内を泳ぎまわる男の子のアザラシを「きぼう」と名付けて、復興のシンボルとなっています!
もちろん今も「きぼう」は、アクアマリンふくしま内で皆さんに元気をたくさん分け与えています!
そんな「きぼう」を模して作成された「希望君」

「震災後に産まれたゴマフアザラシの<希望>君!
今まさに瓦礫から顔を出してみんなに何か言おうとしています。
さぁ、あなたは何を言おうとしていると思う?」

他には、震災の影響でか?移動などでの負担に耐えかねてか?急死してしまったセイウチの「ゴウ君」を模して作られているセイウチ君も展示されています。

そして、「希望の光」としてメッセージが掲げられている作品もあります。

少しでもみんなに届くといいな!


展示作業を終えた頃、早くもナイトツアーに参加れていた方々が見ていってくれました。素敵な声をかけてくれて、思わず嬉しくなりました!
会期中、少しでも多くの人に海からの贈り物を使ったシーボーンアートで、心が癒される事を願っています!

そして、同時に海岸清掃も行っている私たち。
少しでも福島県いわき市の皆さんに、きれいな海を残してほしい!という思いも込めて、微力ながらコツコツ頑張っています。
そんなビーチクリーンの報告は後日!

ビーチクリーンをして、同時に収集した貝殻に、全国の皆さんからメッセージを募りたいと思います!そのメッセージ入りの貝殻を使って、「希望の灯台」と称した塩屋崎灯台をシーボーンアートで作り上げます!

是非、皆さんもメッセージをお寄せ下さい!!
詳しくは、福島県いわき市復興支援をご覧ください!
また、メッセージはこちらから投稿できます!
(※投稿いただいたメッセージは今年度の「希望の灯台」にはすべて反映することができないかもしれませんが、次年度以降の作品に必ず反映できるようにします。)
希望の灯台の完成は11月末を予定しています!アクアマリンふくしまにて常設展示予定!!乞うご期待!!!

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