3月11日東日本を襲った大震災で、日本の情勢は大きく変わりましたね。
私たちの心の寄りところであった渚も、大きく変化しました。
もちろん、私たち協会の活動にも大きな影響がありました。
それでも、日本の海を取り戻すべく! 少しながら復興のお手伝いをするべく私たちも動き出します!!
これまでに、私たちが設立当初から協働してきた「アクアマリンふくしま」で、5月の連休を利用してお手伝いに行ったりもしました。また、シーボーンアートのチャリティーバザーなどをして義援金とみなさんの想いを届けたりもしました。
そんな願いも届いてか、未だなお原発問題で震災の最中である福島県ですが、「アクアマリンふくしま」は再オープンを7月15日に迎えました!
幣会の顧問でもあられる安部館長も再オープンの日を心待ちにされていたことでしょう。
大勢の人が見守る中、再オープンのセレモニーが行われました。
幣会からも、H会長とお手製シーボーンアートのシーラカンス君が、お祝いに駆けつけました!
そんな「アクアマリンふくしま」と福島県いわき市の復興を、私たちのシーボーンアートによって、お手伝する活動が今年度助成されることになりました!!
アクアマリンふくしまと、幣会いわき教室と東京本部千代田教室が協働して進めていくプロジェクトとなります!
「アクアマリンふくしま」は、再オープンを迎えて、館内はとってもきれいになっていて、震災のことなど忘れてしまうほど!
大水槽もきれいになっても元通りになりました。優雅にエイやマグロが泳いでいましたよ!
震災後に避難先の鴨川シーワールドで生まれたアザラシの「きぼう」君。
スイスイっと水槽内を泳いでいましたが、ちょっと人見知りかな?
施設外には、瓦礫を集めた「がれき座」という、野外ステージができています!
敷地内の芝生のきれいな小山も削られていたりと、雰囲気が変わりました。
まだまだ地震後から手がつけられないでいるところもありました。
ただの階段ではないのですよ!これまでフラットだったところが、地盤沈下で大きな段差ができているのです…。
そして、気になる海岸にも行ってみました。いわき市内の小浜海岸です。
未だ手つかずで、海岸付近に立ち入るにも、警備員のいるところを入っていかなければならないほどです。
そして、人っ子ひとりいない海。7月の夏休みだというのに…
もちろんゴミも同時に流木を中心に見られました。
そして、何より目を疑いたくなる風景が目の前にありました。
なんとなくがらんとしたその場所には、コンクリートの基礎のみあって、上辺の建物がどこにもないのです…
街中には、瓦礫の保管所といった感じで、大きなゴミの丘が幾か所にもできていました。
そんな海岸を少しづつ、ビーチクリーンをして材料収集しましょう!
そして、今回の震災のモニュメントになりうるシーボーンアートを作りましょう!!
人が寄り付かない海岸にも、津波に襲われた渚にも、健気に新芽が出ていました!
必ずまた緑みどりして、実をつける時が来るよ!
明るい社会に降り注ぐ光も、暗い時に差し込むと、より輝きを増します。
私たちのシーボーンアートが、そんな輝きの一つになりますように!
まずは、復興プロジェクト始動のお知らせと、いわき市及び「アクアマリンふくしま」の現状報告です。
そして、8月からいわき市内の海岸を清掃して回ります。
私たち東京からも、8月27日(土)・28日(日)に福島に出向きます!
お時間のある方、いわき市小名浜地区までお越しになれる方!! いらっしゃいましたら、是非ご一緒に海岸清掃しませんか?
もちろん放射線量を測りつつ活動をします。安全の範囲で行いますので、ご安心ください。
興味のある方は、お問い合わせください!!
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By Mermaid
このシーボーンアート復興プロジェクトは、三菱商事 東日本大震災復興支援助成金によって運営されています
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